
地元民と行く、モンテネグロのカフェとコーヒー文化
こんにちは、チャリンココーヒー旅のしおりです^^
本日は山の国・モンテネグロのカフェとコーヒー文化について(^ ^)
「モンテネグロ」という国名は、日本語に訳すと「黒い山」。
標高1000m超級の山々が連なり、遠くから見たら山が重なり合って黒く見えることから、
昔からこのように呼ばれています。
目次
モンテネグロのコーヒー文化
モンテネグロは旧ユーゴスラビアの国で、2006年にセルビアから完全に独立しました。
そのため、モンテネグロのコーヒー文化はセルビアと非常によく似ています。

しおり
ちなみに、グアテマラ産のコーヒー豆に「モンテネグロ」というコーヒー豆がありますが、国名・モンテネグロの事ではありません⚠️
モンテネグロの一般家庭で広く飲まれているのはトルコ式コーヒー。
15世紀後半、オスマントルコ帝国の支配下にあった頃にトルコ人によってコーヒーがモンテネグロに持ち込まれ人々の間に広まっていったと言われています。そのため、ここでもトルコ式コーヒーがよく飲まれています。
また、カフェではエスプレッソマシンで抽出したコーヒーが飲まれます。
豆が手に入りにくい⁈
モンテネグロはコーヒーがよく飲まれる国の一つです。
なので、スーパーへ行けばフレーバーインスタントコーヒーもよく見かけます。
コーヒー豆もさまざまな大きさのパッケージで売られています。
ところが!売られているコーヒー豆は既に挽いてあり、
しかも
そのほとんどが極細挽きのトルコ式コーヒー用しか売っていません。
なので、挽いていない豆を手に入れるには、
コーヒーにこだわっているサードウェーブ系のカフェ、または専門店へ行く必要があります。
ちなみに、、、
十数件のスーパー巡りをして、かなり大きめのスーパーでようやく見つけることができましたが
1kg〜の大きなサイズしかありませんでした。
モンテネグロのカフェ事情
モンテネグロで生まれ育ったモンテネグロ人に、行きつけのカフェへ連れていってもらいました(^ ^)
一般モンテネグロ人がよく行くカフェのメニューには、
・カプチーノ 1.5€
・ラテ 1.5€
・エスプレッソ 0.8€
・コーヒー 1€
・ネスカフェ 0.8€
がラインナップしています。
その中で、大抵の人がカフェで注文するのはカプチーノ。
という事で、私もカプチーノを注文しました。
出てきたカプチーノは、とにかく泡アワあわ!!
通常のカプチーノは、エスプレッソ:ミルク:フォームミルクの割合が1:1:1になるように作ります。
それに対して、モンテネグロのカフェで出されているカプチーノは
- エスプレッソを2ショット落とす
- ミルクの量は少な目
- 仕上げに、大量のフォームミルクをスプーンですくって入れます
つまり、エスプレッソ:ミルク:フォーム=2:1:7 ぐらいの割合。
飲んでみると、普通のカプチーノよりもかなり濃く、苦味が強いです。
まるで、巨大なマキアートのようです。
マキアートとも作り方は異なりますが・・・笑
現地の人はここに、シュガーを入れて好みの甘さ(なかなか甘め)にして飲んでいました。
「コーヒー」も注文してみた。
コーヒーメニューの中にあった「コーヒー」1€。
どんなコーヒーが出てくるんかと思って注文してみると、トルコ式コーヒーがカップに入ってサーブされました。
本来のトルコ式コーヒーよりは薄い感じですが、さっぱりしてて、これはこれで、1€取ったら良いか^^と思えるコーヒーでした。